
ヒーローインタビュー
大隣投手、松田選手

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今やリーグ随一の安定感だ。大隣憲司投手が6月14日(木)のドラゴンズ戦(ヤフードーム)で今季2度目の完封勝利。5勝目をマークしました。
9回139球の熱投に、試合直後は「疲れた~」と思わず顔をしかめましたが、胸の奥は充実感でいっぱい。「完封は意識せずに投げました。序盤に味方が点を取ってくれたので、気を抜かずに投げることを考えていました」とこの日の投球を振り返りました。
今シーズンの大隣投手はとにかく点を与えません。この日の完封で、今季防御率は1.36となりリーグ2位に浮上しました。「自分が1点台というのが信じられません。ただ、マウンドでは数字を意識することはありません」。今季の投球が安定している要因としては「プラス思考」を挙げました。
「去年までは、たとえばカウントを悪くすると、フォアボールを嫌がって真ん中に投げて打たれるという悪循環があった。今年はカウントを悪くしたり点を取られたりしても気持ちを切り替えることができています」
メンタルトレーニングや、アスリート執筆の本を読むなどの取り組みもしているそうです。
今季開幕直後に「柱になります」と力強く宣言した左腕。その言葉が現実のものになりつつあります。
2012年6月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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