
ヒーローインタビュー
金投手、 明石選手、 本多選手

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みんながヒーローだ。6月23日(土)のファイターズ戦(ヤフードーム)は大逆転で貴重な1勝を手にしました。
一時は5点差をつけられた試合。さらに先発の新垣渚投手が初回のノーアウトで降板するまさかの事態でしたが、ホークスナインの勝利への執念は消えませんでした。
大逆転のドラマは5回裏から始まります。第1打席でプロ初安打を放った柳田悠岐選手が2打席連続安打となる右中間三塁打でチャンスメイクして1点を返します。すると、中継ぎ投手陣も好投。藤岡好明投手が2回、金無英投手が1回をパーフェクトリリーフで流れを引き寄せます。打線は、6回裏に李杜軒選手がこちらもプロ初安打となるヒットがタイムリー二塁打となってもう1点を返します。
そして3点差の終盤8回裏、ヤフードームのファン総立ちの逆転ドラマが起こりました。長谷川勇也選手と李杜軒選手が四球を選び、2死ながら一、二塁で打者は高谷裕亮選手。前の打席では満塁のチャンスで空振り三振を喫しましたが、汚名返上とばかりに右中間へタイムリー二塁打。これで2点差となります。
さらに二、三塁のチャンスで明石健志選手が一塁手のミットを弾く強烈なヒットを放ち、その間に2者が生還して同点。続くは本多雄一選手。「同点になったことで気持ちが楽になった。自分も内川さんにつなぐだけだ」という想いを込めて振り抜いた打球は右中間へ。明石選手の好走塁もあり、これが逆転の一打となりました。「思わず鳥肌が立った」と本多選手も大興奮。ホークスベンチも大声を上げてのすごい盛り上がりでした。
勝利投手は4番手登板の金無英投手。プロ4年目の嬉しい初勝利に「この日のために(15歳)で海を渡って韓国から来た。本当に嬉しいです」と満面の笑み。さらに、プロ初安打をマークした李選手と柳田選手も「ボールは実家に送ります」と嬉しそうに話していました。
また、この試合で今季のホークス主催公式戦の来場者が100万人を突破しました(1,015,529人)。31試合目での突破は2005年の実数発表導入以降で最速となり、劇的な逆転勝利がその記録に華を添えました。
2012年6月24日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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