
内川選手
タイトル獲得インタビュー

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2年連続の打撃タイトル獲得です! 今季のレギュラーシーズンで内川聖一選手が「最多安打」(157安打)に輝きました。
今シーズンの内川選手は138試合に出場し打率.300、7本塁打、53打点の成績。鷹のヒットマンにふさわしく、自身5年連続での打率3割を記録しました。
しかし、今季は一時不振に苦しんだシーズンでした。開幕から調子が上がらず、それでも5月までは打率3割をキープし続けましたが、6月にまさかの大スランプに陥りました。月間打率は.128。1か月間で10本しかヒットを打てず、7月1日時点では今季打率.257まで落ち込みました。
しかし、勝負どころの夏場になり、内川選手の本領が発揮されました。8月は月間打率.400をマーク。75打数30安打と大爆発しました。9月も月間打率.386。前月を上回る32安打を放ちました。
内川選手は「今年はずっと状態が悪い中でしたが、タイトルを獲れました。正直びっくりしています」と驚きつつも、「今季も首位打者を目指してシーズンに入りましたが、ヒットをたくさん打ちたいという思いで戦ってきました。自分の調子が上がらなくてもタイトルを獲得できたのは自信にしたいです」と笑顔を見せました。
苦しい日々の中、監督やコーチに指導を受け、球団スタッフに手を借り練習し、チームメイトにアドバイスをもらうこともありました。「周りの支えがあったからこその最多安打です。今回は最も周りに感謝の気持ちを感じたタイトルでした。周りの方々に恵まれたと思います」とやや感慨深げ。好調に転じた夏場には右手骨折のアクシデントもありましたが、「言い訳するつもりはなかったし、かつては体調万全でも試合に出られず苦しんだ時期もあった。最後まで戦い抜けたのは嬉しいです」と頼もしい言葉を残しました。
また、今季途中には第1子が誕生。「新しい家族が増えた年のタイトル。良い記念になりますね」と喜びました。
2012年10月11日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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