
ロングティーを行う江川選手(トスは藤本コーチ)

額に汗を光らせて走る武田投手

ファンサービスに積極的な大隣投手
宮崎秋季キャンプは晴天続きで順調に第1クール3日目を迎えました。また、11月3日(土・祝)、初の週末と祝日が重なったこともあり、多くのファンの皆様に生目の杜運動公園にご来場いただきました。
秋は個々人の技術的なレベルアップに加えて、長いシーズンを安定して戦い抜く体力をつけるためにもう一度鍛える時期でもあります。2日(金)にはアイビースタジアムの外野スタンド向こう側にある坂路を使った走り込みが行われました。30代の松中信彦選手や細川亨選手、新垣渚投手らも若手選手と同じだけの本数を行いバテバテの様子。しかし、ベテランだからこそ、この努力が今後につながることを知る彼らは、顔を歪めながらも懸命に足を前に運んでいました。
3日目もサブグラウンドではランニングメニューと強化メニューに選手たちは必死に取り組みました。元気いっぱいの松田宣浩選手が、後からやってきた明石健志選手と城所龍磨選手に「今日のはきつかったゾ!」というほどですから、よほどの量だったようです。
また、投手陣もボールを握る時間よりも走っている時間が長いのが秋季キャンプです。ルーキーイヤーを8勝、防御率1.07という素晴らしい成績で終えた武田翔太投手も「この秋は、走れるだけ走ります」と意欲的。3日目のこの日は、午前11時半過ぎにサブグラウンドに現れて、2時間近くランニングや体づくりの強化メニューに汗を流しました。
一方で吉川輝昭投手は初日から3日連続でブルペンに顔を見せました。「僕は不器用だから投げて覚えないといけないんです」。今季はフォームがしっくりこないままシーズンを終えてしまったと悔しがります。この日は高山郁夫、郭泰源の両1軍投手コーチから指導を受け、最後には「この方向性でいいかなというものは見つかりました。入り口に立てました」と手応えを口にしていました。
秋季キャンプ第1クールは4日(日)まで。5日(月)はキャンプ休日となります。
2012年11月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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