
試合ハイライト

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【3月7日(木) ホークス2-0ベイスターズ ヤフオクドーム】
これがメジャー108勝右腕の実力――先発したパディーヤ投手が4回を投げて3安打無四球2奪三振無失点と好結果を残しました。
初回は連続三振の立ち上がりで3者凡退。2回以降は走者を背負いましたが、それでも動じることなく零封。ランナーがいる場面での投球が課題だっただけに、大きな収穫を得た登板となりました。また、2回の1死一塁では140キロのシンカーでショートゴロ併殺打に打ち取り、「狙っていた。ゴロを打たせることができた」と笑顔を浮かべました。
3月1日(金)のキューバ代表との試合でも2回無失点と好投。「今日はあの日ほどスピードは出なかった」と言いながらも、最速148キロをマーク。さらに、パディーヤ投手にはスローカーブという大きな武器もあり、この日の最遅が81キロ。じつに"67キロ差"で相手打者を幻惑します。「ストレートだけではなく、変化球も使って抑えていきたい」と話しました。
日本の野球にも対応しつつあり、チームにも馴染んできた様子。「(昨年は中継ぎだったので)4イニング投げたのは久しぶりだった。でも、いい感じで投げられた。今後はもっと長いイニングを投げたい」と、開幕ローテ入りへ状態を上げていくことを誓いました。
また、秋山幸二監督は「コントロールがよく、安定していた。スタミナも問題ないね」と話しました。
2013年3月8日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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