
試合ハイライト

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【3月21日(木) ホークス3-2マリーンズ ヤフオクドーム】
世界を舞台に戦った6人のサムライたちがホークスに戻ってきました。それぞれが大きな自信や経験を手に入れて一回りも二回りも大きく成長。そして、「次はホークスでの優勝を目指すために、開幕へきっちり準備したい」と声を揃えました。
合流初日に野手の内川聖一選手、松田宣浩選手、本多雄一選手の3名は早速スタメンで試合に出場。結果も残しました。
内川選手は一時同点となるタイムリーを放つなど2安打1打点。準決勝の走塁の件でたくさんの方々から励ましの言葉などをいただいていた内川選手は、「WBCという大会をこれだけ世間の人が注目してくれて、野球がどれだけ素晴らしいものか僕も教えてもらいました。みんなが心配してくれて、いろいろな人が意見を言ってくれて、僕は有難いと思いました。それに応えないといけない」と話し、「忘れてはいけないことだけど、チームに戻ってきて僕らには新しい目標がある。それがあるなら、前を向いてやらないといけない。ホークスのために自分の持っているものを全部出したい」と決意を滲ませました。
そして、この試合の決勝点となる犠飛を放った本多選手は「試合出場は少なかったが、準備だけは毎日怠らずに続けていました。シーズンに向けてもしっかり準備をしたい」と話しました。
松田選手は第3打席でレフト前安打を放ちました。「代表合宿からの1カ月は、一日一日が新鮮でプラスになることばかりでした。しっかり切り替えて、ホークスで優勝したい」と話しました。
また、投手陣では攝津正投手が「あのような緊張した試合はなかなか体験できない。良い経験になったし、それを上手くチームにも伝えていきたい」と語りました。大隣憲司投手は「自分の中では(侍ジャパンの)力になれなった。準決勝も投げることなく、見ているだけで終わってしまった感じ。すごく悔しかった」としながらも気持ちの切り替えはしっかりできている様子。森福允彦投手も「良い経験、良い財産になりました」と振り返り、「ヤフオクドームの広島戦で投げると思います」と今後の調整法について話しました。
彼らが戻ってきて、チームのムードもさらに上昇。開幕まであと1週間。オープン戦は残り3試合です。
2013年3月22日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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