

大隣憲司投手がWBC後のチーム合流から初の実戦登板に臨みました。3月26日(火)に行われたウエスタン公式戦のドラゴンズ戦(雁の巣)に先発。初回と2回は四球、3回は二塁打を浴びて走者を背負いましたが、「しっかりと自分のボールが投げられていた。ボールの違いも特に気にならなかった」と要所はきっちり締めて序盤を無失点で切り抜けます。すると4回と5回は3者凡退に打ち取り、6回は味方失策が絡んで1点こそ失いましたが、納得の登板となりました。6回77球を投げられたことが何よりの収穫。また、WBCでは走者を背負った場面での投球があまりなかったため、「それを開幕前に体感できたのは良かった」と笑顔交じりで振り返りました。昨季は自己最多の12勝をマーク。今季は「それを超える」とチームも自身もテーマは『超!』で臨みます。「(先発の)柱としての自覚を持って臨みたい」と気を引き締めていました。
また、森福允彦投手が8回から登板して1イニングを投げて1失点と好結果は残せませんでしたが、「ボール自体は悪くなかったと思います。気持ちが入ってくれば違う」と前を向きました。
打者では中村晃選手が大活躍。4打数4安打1本塁打5打点の大暴れ。さらに4得点と1番打者としての役割をきっちり果たしました。オープン戦では12球団中8位の打率.317をマーク。1本塁打11打点、さらに16四球を選ぶ選球眼の良さも見せて出塁率.451(同3位)の好成績も残しました。「打撃の調子は普通です。オープン戦も今日も同じ。ただ、良いアピールになったとは思います。開幕スタメンだけにこだわるのではなく、チャンスが回ってきたら打てるようにしっかり準備をするだけです」と静かに闘志を燃やしていました。
また、試合はホークスが9対3でドラゴンズに勝利。22日(金)のウエスタン・リーグ開幕から3勝1敗と好調です。
2013年3月26日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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