

ついにこの日を迎えました!3月29日(金)、プロ野球が開幕します。ホークスは本拠地ヤフオクドームでイーグルスと開幕カード3連戦を戦います(初戦18:30開始、2戦目以降は13:00開始)。2年ぶりのリーグ優勝と日本一へ、頂点を目指す「超!」熱い戦いの幕開けです。
開幕投手は2年連続で攝津正投手。昨季17勝(最多勝)と勝率.773(最優秀投手)の投手二冠に輝き、最高の栄誉である沢村賞も獲得した右腕が、2013年シーズンの始まりを告げる第1投を投じます。「開幕戦の初回のマウンドは、今から始まるというわくわくした高揚感が、僕だけじゃなく周りの皆さんにもある。ファンの皆さんは『1勝目』を見に来ているわけだから、勝ちたいですよね」と語る。個人としての目標は昨季以上の成績。好ダッシュを切りたい。
また、松田宣浩選手はWBCに参加していたこともあり、「僕の中では1回開幕を迎えているので、どっしりと落ち着いて入っていけると思います」と余裕のある表情。若手では今宮健太選手が前日こそ「緊張で眠れないかもしれません」と話していましたが、先ほど声をかけると「寝つきも目覚めも良かったです」と清々しい顔をしていました。柳田悠岐選手は開幕に合わせて髪型をばっちりと決めて、「試合に出れば、何とか1本打ちたい」と気合を込めました。そして、ベテランの松中信彦選手は、毎年のようにホークス側ベンチやバッターボックス、ネクストバッターズサークル、そして自身が守る一塁付近に清めの酒と塩をまいて手を合わせていました。
144分の1試合ですが、とても大事な1試合。それぞれが思いを集結して1球1球に全精力と神経を集中し、白星を積み重ねる長い旅路の一歩目を踏み出します。
2013年3月29日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
選手一覧へ戻る