
ヒーローインタビュー

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【5月31日(金) ホークス10-2カープ ヤフオクドーム】 「超!」好調な鷹打線がまた繋がった!14安打10得点の猛攻。2ケタ得点は5月だけで4試合目。最高の形で締めくくり、連勝を4に伸ばしました。
若鷹たちが勝負強さを見せました。2回表に先制を許しましたが、直後に同点打を放ったのは今宮健太選手。2死三塁からセンター前へはじき返し、「どんどんあのようなヒットを積み重ねていきたい」と充実感たっぷりの表情を浮かべました。
その後また1点を勝ち越されますが、3回裏に2死走者なしから打線がつながり満塁の大チャンス。ここで柳田悠岐選手が左翼線へ2点二塁打を放ち逆転に成功。ここから打線が爆発して、今宮選手、中村晃選手の連続タイムリーも飛び出し一挙5点を奪いました。
この日の柳田選手はいつも以上に気持ちが入った表情を見せていました。東京遠征の4試合ではベンチスタート。5月23日のベイスターズ戦(ヤフオクドーム)以来のスタメン出場でした。
「スターティングラインナップを見た瞬間に、やるしかない、と腹をくくった。結果が出てよかったです」
4月は月間打率.329、3本塁打、12打点と快音を響かせましたが、5月は体調不良で登録抹消もあり打率は1割台、本塁打も打点もゼロと苦しみました。「何をしてたんだ、というくらい活躍できなかった」。この日2安打2打点でお立ち台に立ったものの「まだまだ。今までたまった分を、ぶつけていきたい」と鋭い声で話しました。
「結果が出ずに打てない球まで打ちに行き、追いかけるから本来打てる球まで打てなくなっていると、秋山監督に言われました。自分でもそうだなと考えて、『とにかく冷静になれば大丈夫』と言い聞かせて打席に臨みました」
まだ完成形ではないと言いますが、大きな自信になった勝利につながる逆転打。「これからは監督にスタメンを外されないよう、頑張っていきたい」。復活した柳田選手の逆襲が始まります。
そして、打線の勢いは止まらず、6回にはラヘア選手が11号2ランを放ち先発全員安打を記録しました。勝ち投手は大隣憲司投手。6回途中降板ながら2失点で粘り、4月29日以来の3勝目をマークしました。
2013年6月1日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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