
ヒーローインタビュー

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【6月3日(月) ホークス12-0タイガース ヤフオクドーム】 嫌な流れは引きずらない! 逆転負けの翌日は今季最多タイの12得点。守っては完封リレーでの圧勝劇。止まった連勝は、またここから積み重ねていけばいいんです!
「超!」好調の鷹打線がまたも火を噴きました。0対0で迎えた4回裏、先頭の本多雄一選手の相手エラー出塁から無死満塁のチャンスを作ると、5番・長谷川勇也選手が「相手のミスから始まったチャンスなので何とか1点をもぎ取りたかった。集中していました」と甘い直球を見逃さずにセンター前へクリーンヒット。この一打で先制すると、ラヘア選手、柳田悠岐選手、今宮健太選手と連続タイムリーが飛び出して一挙6点を奪いました。
続く5回裏にも4番・松田宣浩選手から柳田選手まで4者連続二塁打&タイムリーで4得点。6回裏には内川聖一選手が左翼席へ技ありの6号2ランを運びました。
この大量得点を呼んだのは、44日ぶりの一軍登板だった山田大樹投手の粘りあるピッチングでした。久しぶりの先発に「緊張感はあったけど、楽しめた」。さらに「阪神の応援はすごかったけど、僕は好きです。自分を応援してくれているみたいで」と自分のリズムで投げ切りました。
初回は不運もありいきなり走者を三塁に背負いましたが、3回の途中あたりから「体のバランスがよくなった」と高めのストレートに力が伝わりだし、4回は初の三者凡退。直後の打線爆発に「自分のリズムでそうなったのなら嬉しい」と笑顔がこぼれました。
「もう少し、あと1回は投げたかった」と反省も口にしましたが、7回無失点で3勝目をマーク。先発陣が戦列から離れる中、開幕ローテにも入った左腕が頼もしい復調をアピールしました。
2013年6月4日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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