
日本生命セパ交流戦
MVP賞 受賞会見

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

6月19日(水)、長谷川勇也選手が本年度の「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)を受賞しました。長谷川選手は全24試合にフルイニング出場し、交流戦史上最高打率.418で首位打者を獲得。41安打も12球団トップで、さらに打点18(交流戦5位タイ)で勝負強さも発揮し、ホークスの交流戦制覇に大きく貢献しました。
同日、会見に臨んだ長谷川選手は「嬉しいですね」と喜びを表すも、どこか浮かない表情を浮かべるのです。「4割を超える打率を残しましたが、最後の何試合かは自分の思い通りのバッティングができなかったので達成感はなかったですね。もう少し数字は伸ばせたかなという思いがあります」。きっかけは6月9日(日)のドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)。前日の4安打を放ち、打撃の状態は納得いくものでした。「それが隙を生んでしまいました」。その後は結果こそ出ても、思い描くスイングとは違ったと言います。
それでも、5月19日(日)のドラゴンズ戦(ヤフオクドーム)以降は、それまでの1番から5番に打順を変えながら、勝負強いバッティングでチームを引っ張ってきました。「3番の内川さんがヒットでつなぎ、4番の松田さんが勢いをつける形で回してくれたので、それに乗せられてヒットも打てたと思います。いい意味で競い合うこともできたし、ランナーがいる場面が多くてより集中して打席に入れました」と、ここでは充実の笑顔を見せました。
「交流戦優勝の瞬間は嬉しかった。リーグ優勝、日本一でもチームとファンが喜びあえるように頑張りたい。自分としては打席で悔いなく、凡打をしても『やり遂げた』と思えるようにしたい。自分の打席を全うしたい」と今後のさらなる活躍を誓いました。
2013年6月19日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
選手一覧へ戻る