

1月30日(月)、カイル・ジェンセン選手(背番号27)の入団会見がヤフオクドーム内のプレスカンファレンスルームにて行われました。
ジェンセン選手はアメリカ生まれの28歳。身長190cm、体重109kgはいかにもスラッガー然とした体格を誇ります。また、左投げ右打ちという珍しい選手です。
マイナーリーグ3Aクラスでは2009年から今季までの計8シーズンで454試合に出場し、打率.265、89本塁打、319打点を記録しています。
また、昨季はアリゾナ・ダイヤモンドバックスの3Aでプレーし、133試合に出場して打率.289、30本塁打、120打点をマーク。本塁打も打点もキャリアハイの成績を残し、9月に待望のメジャーデビューを果たしました。
メジャーでは17試合で打率.194でしたが、放った6安打のうち本塁打2発をマーク。さらにメジャー初本塁打を放った相手は、サンフランシスコ・ジャイアンツ左腕エースのマディソン・ガムバーナー投手(昨季34試合先発15勝9敗、防御率2.74)でした。
ジェンセン選手は会見で「このチームに来られて幸せ。新しいチームメイトといい関係を築いて楽しみたい」と笑顔を見せました。会見中は時折おどける場面もあり、明るい性格の持ち主であることを感じさせました。
「とにかく強い打球を打つことが持ち味。本塁打や二塁打をたくさん打って、点を稼いでチームの勝利に貢献したい」
また、会見に同席した工藤公康監督は「すごくパワーがあるなという体をしている。キャンプで慣れていってほしいし、守備の面はこれから確認したい。期待は長打力ですね」と笑顔を交えて話しました。
2017年1月30日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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