

2月3日(金)、キャンプ第1クール3日目。
宮崎は初日から好天が続いています。雲一つない青空が広がっていたこの日の生目の杜運動公園で最も注目を集めたのは、チーム一番乗りで打撃投手を務めた松坂大輔投手でした。
キャンプ開始3日目で打撃投手を行うのは異例の早さです。
第2球場で13時頃から開始。B組若手選手の川瀬晃選手、堀内汰門選手、樋越優一選手、茶谷健太選手、幸山一大選手、黒瀬健太選手の6名と対戦形式で行われました。
球種を予告しての投球のため結果を問われるものではありませんが、それでも力強いストレートで3つの三振を奪ってみせました。
「気づいたこともあったので、次回までに修正したい。ただ、今の自分の状態を発揮することが大事なので(今日は)それだけで十分です」
延べ13人との対戦で球数は63球。その後、ブルペンに直行してさらに投げ込みを行いました。途中から非公開となりましたが、全体的に力のあるボールを投げ込んでいました。
また、ブルペンでは田中正義投手が今キャンプ2度目のピッチング。特に高めに伸びる球は遠目から見ても威力十分です。和田毅投手、武田翔太投手は低めに丁寧に投げ込む姿が見られました。和田投手は「50球でやめるつもりが58球投げちゃいました」と苦笑い。これも元気の証です。
また、第1クールは少し長めの「5勤」です。この日はちょうど中日ということで、練習時間はやや短め。それでも選手たちは決して気を抜くことなく、短い時間だからこそより集中力を高めてトレーニングに臨んでいました。
晴 15℃ 来場者9,100人
2017年2月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
関連リンク
選手一覧へ戻る