


長期遠征を経て、開幕カード以来、ホークスがヤフオクドームに帰ってきました。
現在勝率はジャスト5割。開幕3連勝した勢いを再び福岡、そして好相性の鹿児島で取り戻して貯金をどんどん増やしていきたいところです。
初戦の先発は中田賢一投手。前回から中5日の登板になりますが「全く問題ないですよ」と笑顔を見せていました。札幌遠征には帯同せずにファーム施設のある筑後で調整を行ってきました。「前回は早くマウンドを降りてしまい、中継ぎに迷惑をかけた。今回は1人でも多く投げたい。真っ直ぐの感じが良くなかったのは解消できています。僕はストレートで押して、ファウルを打たせてカウントを稼ぐスタイルですから。また、バファローズ打線は去年と少し変わっているし、7番に中島選手が入り厚みが増している」と意気込みを口にしました。
チーム全体はこの日空路で札幌から福岡に戻ってきました。搭乗機がやや遅延して球場到着が予定より遅れましたが、選手たちはグラウンドに出ると元気な声を張り上げて、疲れを感じさせない体の動きなどを見せていました。
打撃陣はここまで4本塁打、11打点の内川聖一選手や2試合連続本塁打中の柳田悠岐選手に注目です。また、昨季のバファローズ戦では高谷裕亮選手が対戦打率.455をマークしており、キーマンとなりそうな予感です。
15日(土)の第2戦では入場者全員に今季スローガンがデザインされた「1ダホー!Tシャツ」がプレゼントされます。ファンと選手が一丸となって勝利を掴み取りに行きます。
そして16日(日)は鹿児島での主催試合です。ソフトバンクとなって以降の過去5試合は全勝している相性最高の地の利も生かして、一気に加速していきたいところです。
2017年4月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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