12月7日(金)、堀内汰門選手と九鬼隆平選手が、筑後市の水洗小学校を訪問して、6年生生徒39名との交流会を行いました。
ホークスでは筑後市へファーム本拠地移転した2016より、筑後市とのあいだに地域包括連携協定を結んでおり、スポーツ・野球振興に限らず地域発展や地域の青少年健全育成などを共に手を取り合って協力し合いながら事業やイベントなど進めていく取り組みを行っています。
その中の一環として、オフシーズンは筑後市の若鷹寮で生活をする若手選手が地元地域の学校の訪問を行っています。
堀内選手と九鬼選手は、自らの「人生グラフ」を作成し、それをもとにして「夢」をテーマに講話を行い、児童たちの質問に応えました。
堀内選手は「僕は中学生の頃に右肩を壊して一度野球を諦めています。一度夢を諦めてももう一度、そこに戻ろうという人もいると思います。僕は母親や先生、おじいちゃん、おばあちゃんに支えられました。特に母親は僕に向き合ってくれた、本当に大事な存在です。周りへの感謝の気持ち、そして親や先生の話もしっかり聞いて、それを胸に置いて一生懸命人生を頑張ってほしいなと思います」と話しました。
また、九鬼選手も「僕のグラフを見ても分かるように、人生はいいことばかりではありません。壁はあります。でも、乗り越えられない壁はないです。諦めてしまったら、乗り越えられるものも越えられないで終わってしまう。しっかり目標を持って、自分を信じて頑張ってほしいです」とメッセージを送りました。
また、前日6日(木)には栗原陵矢選手と笠谷俊介投手が羽犬塚小学校を、野澤佑斗投手と渡辺健史投手が松原小学校を同様に訪問しました。
2018年12月7日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)