およそ半月にわたる長期遠征のラストは大阪へ。28日(火)からは京セラドームでバファローズとの3連戦に臨みます。
このカードは「KANSAI CLASSIC 2019」として開催されます。ホークスが故郷大阪に帰る3試合。今年は「南海ホークス復刻ユニフォーム(1970~71年着用ビジターユニフォーム)」を着用します。
また、対するバファローズも同時期の阪急ブレーブスがホームで着用していたモデルで挑んできます。主に西宮球場を舞台に繰り広げられていた「阪急対南海」の激闘が、この令和の時代によみがえります。
そして、今季ここまでのバファローズ戦は7勝1敗1分と大きく勝ち越しています。再び勢いを取り戻し、長いロードを最高の形で締めくくりたいところです。
そして5月31日(金)からは本拠地ヤフオクドームでイーグルス3連戦が始まります。地元ゲームは5月16日以来となります。上位を激しく争うイーグルスとはここまで4勝4敗と互角の対戦成績。ここ4度の対戦はすべて1点差の戦いとなっており、今度のカードも目の離せない大熱戦となること間違いなしです。現在5勝0敗、防御率1.38、89奪三振でパ・リーグ投手4冠に立つ千賀滉大投手がこのカードで先発する見込みです。驚異的なペースで早くも今季100奪三振に到達するのか、ここでも白星「奪Sh!」でタイトルレースをさらに独走するのか、5月4勝目で月間MVPは?など見応えたっぷりの投球にも期待大となります。
5月打撃好調なデスパイネ選手(月間・打率.353、10本塁打、21打点)、グラシアル選手(同・.380、7本塁打、15打点)のバットにも注目。13試合連続出塁でチームに貢献している松田宣浩選手も好調を維持しており元気です。
また、このイーグルス3連戦は「みやざきスペシャルDAYS」として開催されます。ホークスのキャンプ地でもある宮崎とホークスファンの絆を深めるため、南国リゾート宮崎を体感できるイベントが数多く用意されます。宮崎物産展、特産品のふるまいなども実施予定です。
2019年5月27日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)