
秋季キャンプ第1クール5日目①

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください
宮崎秋季キャンプは11月5日(火)で第1クールが終了しました。5勤スタートに加え、ランニングメニューなどは例年以上にハードなため、さすがの選手たちも疲労の色を隠せないようでした。
それでも覇権奪還のため、今の時期はとにかく歯を食いしばって耐え抜くしかありません。この日はA組、B組ともにケース打撃を行いました。「無死一塁からのヒットエンドラン」や「走者二塁からの右打ち」などチーム打撃の基本を実践し、技術とともに個々の意識も高めました。
この日は、朝の集合後に、侍ジャパンの台湾遠征に選出された中村晃選手と今宮健太選手がキャンプ地を離れました。中村選手は「(代表戦は)3試合しかありませんが、しっかりアピールして、帰って来た時に良い報告が出来るよう頑張ります」とチームの輪の中であいさつ。今宮選手も「周りの方々の良いところを吸収し、勉強して、全力で戦ってきたい」と意気込みを述べました。
投手陣はこの日も100球を超えるピッチングを行ったピッチャーが続々。投手陣最年長のベテラン江尻慎太郎投手も121球の投げ込みを行いました。「このキャンプではフォークボールの精度を高めることがテーマです」とのこと。その後、さらにフォーク談義。「右腕の軌道よりもボールが上に抜けてしまうと、揚力が働きにくくなってボールは落ちないんです。ボールを離すポイントとキャッチャーミットに一直線のラインを引いた時に、ボールがそのラインを越えないように」などと説明。「野球は物理です」という名言も残し、颯爽とロッカールームに入っていきました。
また、若手でも伊藤祐介投手が今キャンプ最多の142球の投げ込み。B組でも吉本祥二投手が前日の150球に続き、この日は140球を投げて大粒の汗を浮かべていました。
そして、全体練習後の個人練習での打撃陣では、柳田悠岐選手や吉村裕基選手、山下斐紹選手らが居残り特打。松中信彦選手や松田宣浩選手らが特守を行っていました。
6日(水)は練習休日となります。
2013年11月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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