

【3月13日(木) ホークス7-2ドラゴンズ ヤフオクドーム】
今シーズン開幕へ、夢膨らむ大きな弧を描いた打球が右翼席最上段へ飛び込んだ。推定飛距離は140m。「(感触は)サイコーでした! 大満足です」と胸を張ったのは柳田悠岐選手だ。
2回裏、ドラゴンズ山内投手の変化球を完ぺきにとらえました。「打った瞬間に、あれくらい飛ぶだろうと思いました。打球を見ながら走りました」。
しかし、驚くのは、「まあ、僕の中では“トップ7”くらいですかね」と不敵な笑み。「僕の中で一番の当たりは、プロ1年目の二軍戦。京丹後球場での阪神戦で、バックスクリーンをライナーで越えていった一発です」。特大140m弾でも満足できない、底知れぬパワーの持ち主。「明日は試合がないのでウエートトレをやってから帰ります」とこぶしをぐっと握りました。
また、次の打席のセンター前タイムリーも評価の高い打席でした。フルカウントから今度はきっちり軽打。「ランナーが三塁にいた場面。チームの中では、そんな場面では『おっつけた』バッティングをしようという話になっている。しっかり打てて良かったです」と満足げな表情を見せていました。
2014年3月14日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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