
【3月22日(土) ホークス12-2カープ ヤフオクドーム】
開幕前ラスト登板で不安を払しょくしました。中田賢一投手が先発で6回1失点の好投。初回はいきなり3者連続奪三振のスタートを切ると、3回あたりから「序盤に三振を多くとったので早いうちから打ちに来ると思った。甘くならないように気をつけました」と細かなコントロールも冴えて6回76球の省エネ投球と完ぺきな内容。「今日は球を操ることが出来ました」と納得のマウンドとなりました。
前回登板では右脚に張りを訴えて予定イニングより早く降板。影響を心配する声もありましたが、「自分の中で投げる前は不安もあったけど、マウンドでは全く気になりませんでした。問題ないです」と笑顔。この日の直球は最速146キロをマークし、開幕が近づくにつれて力強さが増してきています。「毎年140キロ後半のスピードは出ているので、シーズンが始まればもう少し速くなるかなと思います。でも、球速だけではないですからね。(キレなど)質と両方を兼ね備えていきたいです」とシーズン本番に向けて気持ちを引き締め直していました。
2014年3月22日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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