ヒーローインタビュー
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【4月26日(土) ホークス3-2ライオンズ ヤフオクドーム】
攻守にわたる活躍で勝利を手繰り寄せた。ヒーローに輝いたのは今宮健太選手です。
まずは守備で魅せました。1回表、1点を先制されてなおも1死一、三塁、打席には前日に痛打を浴びた中村選手というピンチの場面でした。速い打球が二遊間へ。ショートの今宮選手は「とにかく(グラブに当てて)前に落とそう」と懸命に飛び込むと、グローブにすっぽりと収まり体勢を崩しながらも二塁に送球。セカンド本多雄一選手も好捕して上手く一塁へ転送してダブルプレーを完成させました。
「試合が終わってみればあのプレーは大きかったですね。今日は中田さんが苦しい投球になっていた。でも、今まで中田さんの好投で勝てた試合もあるし、今度は僕ら野手陣が助ける番だと思っていました」
序盤は点数を取り合いながらも両チームの先発投手が踏ん張り、1対2で迎えた5回裏にホークスに逆転のチャンスが巡ってきます。2アウトながら一、二塁で2番・今宮選手。
「ストレートが来るだろうと思っていました」
2球目、狙い球を見逃さずに鋭くスイング。「抜けろ!」と心の中で叫んだ打球が、レフトの頭を越える逆転2点ツーベースとなりました。打った相手の菊池投手は高校時代に甲子園でしのぎを削ったライバル。「高校時代は強く意識をしたけど、プロに入ってからはほとんど意識はしない」と言いつつも「同級生には負けたくないし、一緒にプロ野球を盛り上げていきたいと思っています」と殊勲の一打に喜びを表しました。
このリードを中田投手が6回2失点の粘投でリリーフ陣に繋ぎ、岡島秀樹投手、五十嵐亮太投手、サファテ投手のリレーで見事逃げ切りに成功。1点差勝利で連敗を2で止めました。
2014年4月27日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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