
今日もバットを振り込んだ内川選手

力投する東浜投手

ファンに囲まれサインに応じる李大浩選手
【春季キャンプ第2クール3日目】
2月7日(土)、キャンプ最初の土曜日は暖かな陽気に恵まれ、生目の杜運動公園には29,800人ものファンの皆様が来場されました。
朝から大きな声援と熱視線の中で練習を行った選手たち。特に午前中の投内連係は熱が入っており、細かなプレーを一つ一つ確認しながらミスをなくすよう徹底するなど、予定時間を大きく上回りました。また、午後のフリー打撃では、この日から投手が打撃投手として登板しバッターと対決。この日は巽真悟投手、山田大樹投手、二保旭投手、嘉弥真新也投手、東浜巨投手、星野大地投手の6名が登板しました。佐藤義則投手コーチからは「全球ストライク」がテーマとして掲げられ、それぞれの投手たちが切れ味鋭いボールを投げ込んでいました。東浜投手は「ボール自体はまだまだだけど、ストライクは入ってよかった。押し込める球もあったし、状態はこれからもっと上がっていくと思います」と話して汗を拭いました。
一方、打者にとっても投手の生きた球を打席で見るのは初めて。まだまだ力負けする時期ですが、内川聖一選手はさく越え2本をマーク。「相手が左の嘉弥真だった。この時期、外に逃げるボールはイヤだけど、左投手の内側に入ってくる球筋は問題ない。変な感じはなかった。上々です」と笑顔。満員に埋まったスタンドから大きな拍手ももらい、「気分が良かったですね」と上機嫌でした。
この日は練習の密度も濃く、全体練習が終了したのはいつもより遅めの午後3時30分。5時間半の長い練習でした。個人練習では内川選手、本多雄一選手、松田宣浩選手の3名が居残り特打をしたり、サブグラウンドでは今宮健太選手が特守を受けたりするなど、あちこちのグラウンドで夕方遅くまで必死に練習する選手たちの姿が見られました。
2015年2月7日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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