


【7月20日(水)ホークス×バファローズ 北九州】
「鷹の祭典2016」は、7月20日(水)、舞台を北九州市民球場に移して行われます。
昨年は無念の雨天中止となった「鷹の祭典in北九州」。今日はチャンピオンブルーのような青空に恵まれました。2年ぶりの開催へ。北九州の街全体も、「小倉祇園太鼓」や「わっしょい百万夏まつり」と変わらぬ熱量で、お祭りモード一色となることでしょう。
先発マウンドに立つのは北九州市出身の中田賢一投手です。ホークス移籍後初の北九州登板。「ドラゴンズ時代にオープン戦で1度だけ」という故郷のマウンドです。「あの時は、当時ベイスターズにいた内川のピッチャーライナーが直撃して初回で交代しちゃったんですけどね」と苦笑い。じつは去年の「鷹の祭典in北九州」でも中田投手が先発予定でしたが、「ブルペンでピッチングまでして、プレーボール直前での中止。残念でした」といいます。「北九州は大学時代によく試合をしたし、あの4年間はいい野球をさせてもらったし、僕を成長させてくれた。そんなマウンドであり、球場です」と思い出を振り返ります。
「母や大学時代の監督らお世話になった方々もたくさん来られる。1軍の登板間隔は空いたけど(7月3日以来)、ファームの試合で投げたし(7月11日に登板)大丈夫です」と自信も見せました。地元登板に、いつも以上に“熱男”になって、打者に向かっていく中田投手に期待大です。
2試合連続ゼロ行進の打線の奮起も必至です。今年5月の北九州開催で2安打を放った内川聖一選手をはじめ、28試合本塁打なしの柳田悠岐選手の打棒爆発に期待を寄せたいところです。
2016年7月20日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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