

難病を抱える子どもたちの夢をかなえるお手伝いをしている国際的ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」の活動の一環で、大分県よりヤフオクドームへ来場した重石和也さんが、内川聖一選手と対面を果たしました。
重石さんは筋ジストロフィーを患い、闘病生活を続けています。「同じ大分出身で、大分の宝」といって応援している内川選手に会いたいとの願いが、8月23日(火)のイーグルス戦の試合前に実現しました。
内川選手を目の前にすると、「デカかった! 手も大きくて温かかった」と興奮しっぱなしの様子でしたが、「野球を始めたきっかけは?」や「優勝の喜びは?」などの質問に、内川選手も1つ1つ答えていました。野球を始めたのは、父親の影響が大きかったといいますが、「じつは僕が通った小学校にはサッカーチームがなかったんです。Jリーグが始まったころだし、サッカーチームがあればもしかしたらサッカーをやっていたかも」というエピソードも披露していました。
重石さんはたくさんの元気を体いっぱいに吸収して、その後は初めてのプロ野球観戦も堪能していました。
2016年8月24日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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