2016/12/19 (月)
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高谷選手と牧原選手が熊本・南阿蘇村を訪問

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12月18日(日)と19日(月)の2日間、高谷裕亮選手と牧原大成選手が、4月の熊本地震の大きな爪痕がいまだに残る南阿蘇村を訪問しました。

今回はパシフィックリーグマーケティング株式会社が行っている、野球を通じた社会貢献活動「POWER OF BASEBALL」の一環として、パ6球団の選手たちが熊本復興応援のために手を取り合いました。

ファイターズからは新垣勇人投手、マリーンズからは二木康太投手、ライオンズからは岩尾利弘投手、イーグルスからは安楽智大投手、バファローズからは伊藤光選手が参加しました。

18日は阿蘇ファームランドでふれあい交流会を開催し、炊き出しやストラックアウトなどのイベントが実施されました。さらに地元少年野球チーム200名を対象とした野球教室も行われました。

19日はまず阿蘇大橋の崩落現場に足を運び、黙とうを行いました。どの選手も現地を訪れたのは初めてで、高谷選手もあまりの残酷な光景に絶句。「言葉で言い表せない状況。バスの車窓から見た景色でも、まだブルーシートがかけられた家などもたくさんあり、本当に大変な状況なのだと改めて知りました」と表情を曇らせていました。

その後は南阿蘇西小学校で、5年生と6年生の児童を対象に野球の実技を交えた交流会を行いました。牧原選手と高谷選手はティーバッティングを披露。まさか2人の打球が同じ男の子に当たるハプニング(やわらかいボールでよかったです)もありましたが、選手と児童がチームを組んで行われた「キャッチボールクラシック」では牧原選手のチームが見事優勝を果たし、みんなで手を取り合ってバンザイして喜び合うなど、大いに盛り上がった時間を過ごしていました。

また、給食も児童と一緒に食べて、たくさんの質問に応えるなどしてふれあいの時間を持ちました。

高谷選手は「阿蘇の被災状況や現状は想像以上でした。でも、子どもたちはキラキラした目で接してくれて、僕自身もすごく力をもらいました。来年5月は熊本で試合があります。どんなプレーをいうよりも、一生懸命やってる姿を見てほしい。そして活躍して、南阿蘇村の方々、子どもたちに『あの時に来た選手だ』と認識してもらえるように頑張りたい」とコメントし、今後機会を作ってプライベートでも阿蘇を再訪する考えも示していました。

また、牧原選手も「テレビ報道などで見るのと全然違いました。阿蘇には少年野球時代に試合で来たことがあります。子どもたちはものすごく純粋に楽しんでくれたのが良かった。最後の歌はぐっとくるものがありました。来季は一軍でバリバリ活躍して、この子どもたちを球場へ招待できるくらい頑張りたい」と話していました。

2016年12月19日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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