札幌ドームでの開幕2戦目。3月21日(日)のファイターズ戦は延長戦の激闘の末、2対1で勝利。開幕2連勝を飾りました。
今季のチーム“第1号”は最高の場面で飛び出しました。
11回表1死、打席に入ったのは8番・松田宣浩選手でした。その直前に立花義家打撃コーチから「今日はお前がヒーローになれ」とひと言。「そのつもりで打席に向かいました」と気持ちを高ぶらせつつも、集中していました。
勝負を決めたのはいつもの積極打法でした。初球のカーブに「甘い球だったので自然と反応した」と迷わず強振。快音を残した打球はセンターバックスクリーン左へ飛び込む勝ち越し本塁打となりました。
開幕からこの2試合は8番を任されていますが、昨季は開幕3番を打った強打者。今季の打線の厚みを象徴する松田選手の打順です。秋山幸二監督も「あれがマッチ(松田選手)の持ち味だからな」とにっこり。松田選手は「昨季は開幕戦から怪我をして悔しい思いをした。今はいい緊張感の中でプレーできているので、明日からも続けられるようにがんばります」と口元を引き締めなおしました。
2010年3月22日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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