
打席に立つ小久保選手

3打席目でヒットを放ち、代走・中村晃選手と交代
小久保裕紀選手が8月25日(木)に雁の巣球場で行われたウエスタン・リーグ、カープ戦に出場しました。
小久保選手は8月4日(木)のバファローズ戦(京セラドーム)で死球を受け、その後左第9肋骨骨折が判明し、10日(水)に登録を抹消されていました。
当初の発表では全治まで1カ月の見込みとのことでしたが、この日「4番DH」でスタメン出場。3打席に立ち、第1打席目こそ凡退しましたが、残る2打席はいずれもレフト前へヒットを放ち回復とともに試合勘が鈍っていないこともアピールしてみせました。
出場後、小久保選手は「練習では100パーセントの状態で(バットを)振れていたが、試合でどうなのかが気になっていた。振れたのでホッとした」と笑顔交じりで話しました。気になる患部の状態については「まだ7割程度」といいます。それでも「確かに守備で飛び込むプレーや走塁でのスライディングなどのリスクはある。でも、それを想定していたらあと2週間はかかってしまう。今の状態でも、チームに貢献できる自信がある」と話しました。
そのうえで、明日からの1軍の仙台遠征へ合流することも明言しました。不屈の主将が、いよいよ帰ってきます。
なお、試合は2対4でホークスが敗れました。6回に、小久保選手のヒットなどで作った無死満塁のチャンスから2点を返しましたが、反撃及びませんでした。
2011年8月25日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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