クライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ開幕前日の11月2日（水）、ホークスはヤフードームで全体練習を行いました。約2時間半の練習ではフリー打撃のほかに投内連係で守備の確認も行い、万全の調整で明日からの大事な戦いに臨みます。

また、4選手がCS目前の心境などを語りました。

主将の小久保裕紀選手は「宮崎でのフェニックスリーグで試合をすべてこなすことが出来たので、自分の中で不安材料がなくなった。西武は打線が良いが、それは投手陣に任せて、我々野手は相手よりも1点でも多く点を獲ることに徹したい」と意気込みを語りました。

選手会長の川崎宗則選手は「もうやるだけです。順調だし、チームの雰囲気もいい。ベストを尽くしたい」ときっぱり。「思いっきり楽しみたい」といつも通りの心構え。「やるんダ！勝つんダ！超えるんダ！」と今季のスローガンを口にして気合を入れ直していました。

明日の初戦に先発する和田毅投手は「ようやく始まるなという感じです」と気持ちが高ぶってきた様子。「今季は開幕投手を務めさせてもらったが、結果を出すことができなかった（試合は引き分け）。CSはチームにとってのリベンジでもあり、自分自身にとってもまた“開幕”を任されることになるのでリベンジの場と思っています。日本シリーズに行きたいという気持ちを西武の選手以上に持って戦いたい。また、ヤフードームで試合が出来るので、ファンの皆さんの力を借りて目標を達成したい」と引き締まった表情で話しました。

CS初経験となる内川聖一選手は「調整が上手くいったかどうかは結果を見ないと何とも分からない。でも、やるべきことはやった。自分自身に期待できる状態であることは間違いない」と自信をのぞかせました。CSについては「特別なもの。いつも通りにはやりにくい。なので、特別なものだと理解をして、いつも以上に気持ちを出して戦いたい」と意気込みを話しました。