


さあ鷹の反撃ダ!
11月15日(火)のコナミ日本シリーズ2011第3戦。地元ヤフードームでまさかの連敗を喫して、敵地ナゴヤドームに乗り込んだホークスナインでしたが、この難しい状況の中で底力を発揮しました。
打線が活発化ダ! 初回に幸先よく先制しました。2死一、二塁からこの日5番に入った松田宣浩選手がセンターへタイムリーヒット。「全神経を投げてくるボールに集中していました」とコメントしました。そして待望だったコナミ日本シリーズ2011のチーム1号弾が飛び出したのは4回表です。多村仁志選手が「打った瞬間」の特大2ラン。「配球などを考えずに甘い球を積極的に打とうと思っていました。気持ちいい打球が飛んでくれた」と顔をくしゃくしゃにして大喜びしました。
17年目のベテラン多村選手ですが、シリーズ出場は初めての経験。それでも「やることは一緒だよ。とにかく攻守にいいプレーを見せたいね」とシリーズ前には落ち着いた表情で話していました。また、ドラゴンズの落合監督にはかつて打撃を教わったことがあり、「落合さんの教えで考え方が180度変わった」ともいいます。強烈な恩返しの一発となりました。
また、試合終盤の8回表には細川亨選手も特大の1号ソロ。「たまたまです」と謙そんしましたが、打った瞬間に確信できる当たりにベースを回る際にはガッツポーズも見せました。
投げては先発の攝津正投手がシーズン中と変わらぬ安定感抜群の投球。「特に緊張することもなかった」という度胸満点のピッチングで7回1失点。2点差の9回裏はファルケンボーグ投手が締めました。
秋山幸二監督は「先制して、中盤に多村のホームラン。ウチらしいゲームだった。攝津も丁寧に投げてくれた」と納得の表情。これでコナミ日本シリーズ2011は1勝2敗。ここから一気に盛り返すんダ!
2011年11月16日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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