2012/08/15 (水)
選手

小久保選手と、気仙沼との小学生の絆が生んだ始球式

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小久保選手
復興支援プロジェクト

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小久保選手 復興支援プロジェクト(対面の様子)

※iPhone/iPadにての動画視聴に時間を要しておりますので、あらかじめご了承ください

8月14日(火)から16日(水)のマリーンズ3連戦で行われている「ヤフードームきっず夏祭り」の一環として、初戦の14日(火)に始球式を行ったのは、宮城県気仙沼市からやってきた千葉瑛太君(10歳)。

瑛太君は東日本大震災で被災し、津波の被害で家族ら7人を失い、現在はお父さんと2人で仮設住宅に暮らしています。昨年9月に縁あって小久保裕紀選手からユニフォームと「共にがんばろう」とメッセージが入ったサイン色紙が送られ、今回そのお礼と通算2000本安打達成の祝福メッセージを伝えたいとのことで、ヤフードームへの来場と始球式が決まりました。

試合前に瑛太君は小久保選手と初めて対面。じつはこの日の始球式は事前に知らされておらず、小久保選手からの「今日は始球式頼むよ」との言葉で初めて事実を把握。喜びとと同時に驚きの表情を見せていました。また、小久保選手は集まった報道陣に質問に応え、「大変なところから立ち上がってこなければならない中、何かきっかけになればと思い(ユニフォームなどを)送りました。今日、元気な姿を見ることができて安心しました」と話しました。

その後は小久保選手とヤフードームのグラウンドでキャッチボール。「ノーバウンドでストライクを投げられるようにしっかり練習しよう」との言葉をもらい、しっかりと小久保選手の胸をめがけて投げ込みました。

そして、いよいよ始球式。「緊張しました」といいながらも、ボールは見事ノーバウンドでストライク。その瞬間をベンチで見届けた小久保選手も笑顔で「ヨシ!」と思わず声を出しました。

「すごく最高な夏休みになりました」と瑛太君。この日の思い出と笑顔が、大きな力となることを願ってやみません。

2012年8月15日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)

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