


2月5日(火)、春季キャンプは第2クールに入りました。今日から全体の練習時間が30分早まり午前9時半スタート。さらにアーリーワークも始まりました。そして、練習メニューもシートノックや打撃投手(フリー打撃への投手登板)が加わり、より実戦形式に近くなりました。しかし、午前中には曇りだった天気も午後からは雨がぱらつき、アイビースタジアムではフリー打撃を途中から「はんぴドーム」に場所を移して行いました。
打撃投手には金無英投手、大場翔太投手、有馬翔投手、二保旭投手、山中浩史投手の5投手が登板。ルーキーの山中投手は柳田悠岐選手、江川智晃選手と対峙。地面すれすれのリリースポイントから投じられる独特のボールに、柳田選手は「高めのストレートが浮いてみえた」江川選手は「球速以上に速く感じる真っ直ぐでした」と驚きの表情を見せていました。さらに、育成選手の中で唯一A組に参加している有馬投手は内川聖一選手、松田宣浩選手に対して投げ込みました。「(相手打者を)意識せずに投げました。自分の投球をアピールすることはできたと思います」と明るい表情を見せていました。
また、この日は昨季限りで現役を退いた小久保裕紀氏がキャンプ地を訪れました。グラウンドでは熱心に守備練習を行う松中信彦選手に「今年で40やろ?まだまだ動きが若いな」と話しかけるなど去年までと変わらぬムード。アーリーワークの打撃練習も見守り、柳田選手には「軸がぶれなくなってきた。スイングが速くなったな」と声をかけ、柳田選手も「嬉しかったです」と気持ちを高ぶらせていました。
※天気:曇りのち雨 15℃ 来場者:5100人 2013年2月5日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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