7月8日(土)、タマホームスタジアム筑後でのウエスタン・リーグ公式戦(対ドラゴンズ)の試合前に、両チームの選手によって九州北部豪雨災害の被災支援を呼びかける募金活動が行われました。
この日活動に参加したのは、水上善雄2軍監督、本多雄一選手、吉村裕基選手、寺原隼人投手、江川智晃選手、高橋純平投手、川瀬晃選手、笠谷俊介投手。そしてドラゴンズの小笠原道大2軍監督、若松駿太投手も一緒に呼びかけを行いました。
水上2軍監督は「ホークスは世界一を目指す球団です。社会貢献も常に考えています。朝倉あたりには球団行事で行ったこともありますし、大分も含めてかなり被害が大きくで心が痛みます。どんなことでもいいので力になりたいと思っています」と話しました。
また、福岡出身の本多雄一選手は「今回の災害もプロ野球選手である前に1人の人間として認識しないといけない。姉が甘木にいますし、朝倉にも行ったことがあります。テレビで被害の状況を見るたびに心を痛めています。野球選手なので、野球を通じて出来ることもあるけど、このような形でも出来ることはあります。2軍の球場なので1軍ほどの大きな規模ではありませんが、大小関係なく来ていただけるファンの皆さんがいて僕らも勇気になりました」と神妙な表情を浮かべて語りました。
タマスタ筑後での募金活動は9日(日)も、ホークスの練習が終わる時刻をめど(正午前後)に行われる予定です。また、その他の支援活動については詳細が決まり次第、公式サイトなどで告知があります。
2017年7月8日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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