2017/07/12 (水)
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福田選手が「月間スカパー!サヨナラ賞」に輝く

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7月12日(水)、6月度「月間スカパー!サヨナラ賞」の受賞選手が発表され、パ・リーグ部門で福田秀平選手が選ばれました。

「月間スカパー!サヨナラ賞」は月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られており、福田選手は6月25日(日)のライオンズ12回戦(ヤフオクドーム)、5対6の同点で迎えた9回裏、2死一塁から右翼席へ劇的なサヨナラ2ラン本塁打を放ちました。

この日のホークスは初回に先制したものの、3回に追いつかれ、4回に4点を奪われて勝ち越されました。

しかし、勝利をあきらめずに反撃開始。6回にこの試合でプロ初4番に座った長谷川勇也選手の2ラン、7回には高田知季選手のタイムリーで1点差に迫りました。

その後再び2点ビハインドになるも、8回に高田選手の2打席連続タイムリーで5対6としました。

そして9回裏。1アウトから柳田悠岐選手が内野安打で出塁。2アウト一塁となり、代走から途中出場していた福田選手に打席が回りました。「次が松田さんなので、つなごうという気持ちでした」。カウント1ボール2ストライクからの内角スライダーにバット一閃。打球は右翼席に飛び込む逆転サヨナラ2ラン本塁打となりました。

福田選手のサヨナラ打はプロ11年目で初。また、今シーズンのパ・リーグで『逆転』サヨナラアーチはこれが初めてでした。

福田選手は「自分がまさか打てるとは想像もしていなかった。チームメイトの笑顔。僕がホームに近づいていくと、みんなの笑顔がどんどん大きくなっていった。一生忘れない思い出です」と思い出すだけでニコニコ笑顔。そして「自分にとってもチームにとってもすごく大きな一発でした」と話し、年間大賞が過去3年連続でホークスから選出された(2014年・松田宣浩選手、2015年・柳田選手、2016年・吉村裕基選手)と聞くと、「欲しいですね。でも、シーズンはまだ長いので、もう一回打って、また賞をいただけるように頑張ります」と熱く意気込みを示しました。

2017年7月12日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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