4年目若鷹がMVP、高卒ルーキーが優秀選手賞に輝きました。
7月13日(木)に静岡市・草薙総合運動場野球場で行われた「フレッシュオールスター2017」で曽根海成選手が最優秀選手(MVP)、古谷優人投手が優秀選手に選ばれました。
試合は全ウエスタン、全イースタンともに無得点に終わり、大会53度目で初の0対0の決着となりました。
両チームの投手陣が快投する中、「9番ショート」で先発出場した曽根選手は第1、第2打席でともにライトへ引っ張って二塁打を放ち、両チーム選手で唯一のマルチ安打を記録しました。
曽根選手は今季4年目。今季開幕前に育成枠から支配下登録された俊足自慢の内野手です。1軍出場経験はなく、この快挙を足掛かりにデビューへ勢いを加速させたいところです。
古谷投手は8回から登板し2回、打者6人を完ぺきに抑えました。150キロのストレートとキレのあるスライダーを武器に3奪三振もマーク。18歳左腕が、こちら1軍デビューに向けて好アピールを見せました。
また、地元出身の小澤怜史投手も登板し、1回を無失点に抑える好投。栗原陵矢選手は「5番捕手」でスタメン出場し、九鬼隆平選手も途中からマスクを被って無失点リレーを呼び込みました。
2017年7月14日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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