


【10月22日(日)ファイナル第5戦 ホークス×イーグルス ヤフオクドーム】
日本シリーズ進出まであと1勝! 10月22日(日)、「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ ファイナル」(以下CS)第5戦を迎えます。
第4戦もやはり大接戦となりました。1点を追う展開でしたが、6回に内川聖一選手と中村晃選手の連続ホームランで勝ち越し。その後は盤石のリリーフ陣で逃げ切りました。内川選手は第1戦から4戦連続本塁打となり、CSタイ記録(同一シリーズでは初)の快挙。中村晃選手の2試合連続決勝アーチはCS史上初でした。ポストシーズンとなれば、日本シリーズの1958年中西太選手(西鉄ライオンズ)、1968年柴田勲選手(ジャイアンツ)、1985年バース(タイガース)に次ぎ32年ぶり4人目となりました。
さあ、王手をかけて臨む第5戦です。先発は武田翔太投手。今季成績は6勝4敗で、イーグルス戦は1勝1敗でした。故障に苦しめられたレギュラーシーズンでしたが、終盤戦から調子は上昇カーブを描いています。CS前調整の紅白戦でも「ストレートが良かった」と笑顔を見せていました。登板を前に「シーズンの数字は関係ない。今が、今年一番調子がいいです。ブルペンではカーブを修正していい感じになりました。ストレートは大丈夫なままです」と自信をのぞかせました。2014年の日本シリーズで快投を見せるなど大舞台に強い強心臓右腕が素晴らしいゲームメイクを見せてくれるでしょう。
そして打線は、内川選手にCS新の5試合連続弾が飛び出すのか、中村晃選手がまた最高の場面で快打を見せるのかなど見どころ満載。また、相手先発の美馬投手に対しては今宮健太選手が13打数6安打1本塁打とよく打っています。
そして、この日朝のグラウンドに「背番号9」の姿がありました。柳田悠岐選手が1軍に合流しています。どのような形での登場となるのか、目の離せない大一番は今日も午後1時開始です。
2017年10月22日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
選手一覧へ戻る