2018/03/22 (木)
選手

【戦評】デスパイネ選手が4号!「食事会をした」

3月21日(水)ホークス3-4ドラゴンズ ヤフオクドーム

主軸打者が元気だ。初回の先制打は柳田悠岐選手。まずは2番の上林誠知選手が三塁打でチャンスを作り、3番の柳田選手が逆らわずに流し打ってタイムリー二塁打。この日は2安打の活躍で打率.333まで上昇させた。

4回の得点は5番のデスパイネ選手。スライダーを左翼席へ弾丸ライナーで運ぶ4号ソロを放った。「一昨日、野手みんなを自宅に集めて食事会をした。オープン戦だろうと勝ちにこだわり、投手を助けようと話をして、昨日いい勝ち方が出来た。勝ちにこだわり、皆で点を取っていきたい」というエピソードを明かした。この日、敗れはしたが、チームのムードは決して悪くない。デスパイネ選手もこの一発を含む3安打の活躍で、こちらは打率.421のハイアベレージをマークしている。

そして3点目は内川聖一選手だ。6回の第3打席、2試合連続ホームランを左翼スタンドに運んだ。続く打席ではライトへのヒット。開幕が近づくにつれてしっかり状態を上げてくるあたりは流石の一言に尽きる。

先発のバンデンハーク投手は立ち上がりから150キロ超のストレートを連発。しかし、5回に制球の乱れも突かれて失点し、計4点を失った。「1,2回は、球にも力があり納得できる球がいっていた。3回から、球にばらつきが出始めた。甲斐もしっかりリードしてくれてるし、その期待に応えるためにもイメージしている球がずっと投げれるようにしないといけない」と本番に向けての反省を口にした。

2018年3月22日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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