2019/02/03 (日)
選手

森投手が「背番号17」に!?

2月3日(日) キャンプ第1クール最終日

宮崎春季キャンプは第1クールがあっという間に終わりました。この日も午前中はもちろんランニングメニュー。「休み前が一番きつくなる」と予告されていた通りのハードなメニューに挑んだ選手たち。芝生の上で大の字になって倒れ込む選手もいました。

序盤は3勤1休を導入した経緯について、工藤監督は「3日だと、中日の2日目も頑張れるし、最終日は『明日は休みだ』と気持ちも乗ってくる。4日間だと2日目がきつくなり集中力もなくなる」と話しました。

午後はボールを使ったメニューとなり、この日のブルペンはA組11投手がピッチングを行って盛況でした。その中には「背番号17」の姿が。おや、右肘手術から復活を期す岩嵜翔投手がまさかのブルペン入り??と思いきや、その正体は森唯斗投手でした。

「昨日、球団のプロモーション用の撮影があったので白のユニフォームを着用(練習ではビジター用の黒)して、クリーニングに出したら球場に帰ってきてなくて」とばつが悪そうな表情。急きょ岩嵜投手に借りてピッチングに臨んだんですが、「小さくてきつかった(笑)。(石川)柊太のズボンも」と苦笑いしていました。

それでも肝心の投球は力強い球を29球投げ込み「前回のブルペン(2月1日)よりもいい感じだったと思います」と納得の表情でした。じつはランニングメニューでも大健闘の森投手。グアム自主トレでしっかり走り込んできた成果が表れているようです。「しんどい、しんどいって言いながらやっても何の意味もない。しんどい中でも楽しみながらやりたい」

入団から5年連続55試合以上に登板する、現役最強の鉄腕投手。昨季のセーブ王は充実の春を過ごしています。

また、この日はアイビースタジアムで地元宮崎の子どもたちを対象(13チーム、約100名が参加)に野球教室も行われました。

くもり 18℃ 19,100人

2019年2月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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