マリーンズ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
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ホークス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
※特別ルール
(ホークスのみ)
大竹、板東、笠谷、高橋純、渡辺健――甲斐、谷川原
なし
4牧原 9上林 D中村晃 7真砂 8福田 6西田 3美間 2甲斐 5周東 P大竹
先発ローテ入りを目指す2年目左腕の大竹投手が好投した。3回2安打無失点。「テンポよく気持ちよく投げられました」と笑顔で振り返った。またストライク先行で無四球投球と内容もよく、「初球にストライクを取れる方が打ち取る確率も高くなる。今日はそれをテーマにした。自分は150キロの真っ直ぐがあるわけじゃない。低めにしっかり制球する投球。このピッチングならば先発を任せようと思ってもらえるよう、次からもアピールしたい」と納得の表情だった。
2番手はルーキーの板東投手が登板して2回1失点。「変化球が低めに制球できなかった」と反省した。ただ、プロ初のキャンプをA組で完走。「かなり充実した1か月だった。鍛えられた。あとは自分の状態を上げていきたい」と開幕一軍入り争いを勝ち抜く覚悟を示した。
打線は若手主体のラインナップ。美間優槻選手が二塁打を含む2安打と気を吐いた。ルーキーの野村大樹選手も8回に代打で登場。見逃し三振に倒れたが、初球から思いっきりのいいスイングを見せるなどスタンドを沸かせた。工藤公康監督も「良かったと思う。ああやって振っていかないと投手とのタイミングもとれない。続けてほしいね」と話していた。
チームは試合後に福岡に戻る。3月2日(土)、本拠地ヤフオクドームでタイガースとのオープン戦に臨む。
2019年2月28日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)