2019/06/03 (月)
選手

スチュワートJr.投手が入団会見「興奮している」

6月3日(月)、カーター・スチュワート・ジュニア投手(背番号2)の入団会見が福岡市内のホテルで行われました。
スチュワート・ジュニア投手は米国フロリダ州出身の19歳。身長198cm、体重101kgの恵まれた体格から最速157キロの速球、鋭いカーブ、スライダーやチェンジアップなど剛速球と変化球を自在に操って打者を打ち取る右投手です。
1日に来日し、2日はヤフオクドームでイーグルス戦を観戦。これから本拠地となるヤフオクドームを体感して、「とても素晴らしかった。応援の雰囲気も」と笑顔で話していました。
以下、会見の主な一問一答です。

――今の心境は?
「福岡に来られて興奮しているし、ハッピーな気分でいっぱい。昨日はドームで観戦してファンにも声かけられました。また、チームのサポートも感じている。ここまで順調だと思います。」

――日本に来た最大の理由は?
「野球のレベルは高い。また、施設も見ました。それで日本を選びました。」

――福岡の街は?
「良い街だと思う。綺麗だし、人もいい。」

――日本食は何か食べましたか?
「焼肉ですね。でも、まだ来たばっかりで他のものは試していない。これから福岡に長くいるのでチャレンジしたい。」

――メジャーのドラフトにかかりながら、日本球界を選んだという意味で、パイオニアのような存在になります。それについては?
「アマの有望な選手が将来、日本に来ることもあると思う。いいと思います。」

――知っている日本人選手は?
「大谷選手のことはテレビでよく見ます。投げるのも打つのもスゴイ。打ってもホームラン、投げて100マイル(約160キロ)。見ていて楽しい選手だと思います。」

――日本のプロ野球については?
「試合展開が早いという印象。質が高いし、バントで1点をしっかりとる。それがすごく印象に残っています。また、投手は真っすぐで押すだけじゃなく、コントロールをしっかりつけて抑えていく印象です。」

――ホークスの印象は?
「潜在能力が凄くあるチームだと思います。」

――自分の長所は?
「どのようにアウトを上手くとるかを考えます。三振ばかり狙うのではなく、球数を少なく抑える。それが長所だと思っています。」

――現在の状態は?
「今年は大学で投げて、レベルの高いバッターと対戦する中で、トレーニングの仕方も変わった。良くなっていると思います。」

――これからのビジョンや夢
「先のことは分からないけど、しっかり練習していいピッチャーになって、チームメイトと共に日本一になれるように頑張りたい。」

また、会見に同席した三笠杉彦取締役GMは「本人にとって大きなチャレンジだと思います。その決断をしてくれた勇気に敬意を表したいし、我々もしっかりとサポートをしたいです。ホークスは世界を代表するプロ野球チームという目標に向かって行く中で、成長して活躍してくれることが球団にとっても大事です。我々にとってもチャレンジになります」と述べました。

2019年6月3日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)

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