2年ぶり8度目の交流戦優勝を果たしたホークス。リーグ戦再開は28日(金)からです。
交流戦18試合で32本塁打を放った打線。松田宣浩選手とグラシアル選手が7本塁打ずつを放ち、福田秀平選手が6発、内川聖一選手が4発と続きました。
特に福田選手は最終カードとなったジャイアンツ3連戦の初戦(21日)では代打満塁本塁打、優勝を決めた第3戦(23日)では先頭打者本塁打を含むプロ初の1試合2ホーマーを記録しました。また、2発を放った試合では不慣れなセカンドでの出場でしたが、その不安などまるで感じさせない活躍。常に準備を怠らず、プロフェッショナルとしての自覚を漂わせる福田選手らしい活躍でした。
投手陣も、森唯斗投手の登録抹消で一時は不安が広がりましたが、ルーキーの甲斐野央投手が20日のスワローズ戦(神宮)でプロ初セーブをマークするなど、最終回のマウンドでも堂々たるピッチングを披露しています。23日のジャイアンツ戦(東京ドーム)では和田毅投手が5回を81球、3安打6奪三振1失点で投げきって651日ぶりの勝利投手となりました。
令和初の戴冠を経て、もちろん次の大きな目標はペナントレース優勝です。リーグ戦再開最初のカードはファイターズと3連戦を札幌ドームで戦います。今季対戦成績は5勝2敗1分。前回は5月18日の熊本、19日の鹿児島で対戦して2連勝を飾りました。このカードでは投手陣が対戦防御率2.35と健闘しており、守り勝つ野球で白星をさらに積み重ねていきたいところです。
2019年6月24日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)