2020/02/17 (月)
選手

岩嵜投手と東浜投手に“光明”見えた

2月17日(月)キャンプ第4クール3日目

「ホークス宮崎春季キャンプSupported by Jwave」は17日(月)で第4クールが終わりました。このクールは雨天続きで紅白戦が2度も流れてしまいましたが、この日はようやく晴天が戻り、4日ぶり今キャンプ2度目の紅白戦を実施することができました。

紅白戦は別記事の【戦評】のとおり、投手戦となり1対0で紅組が勝利しました。好投が目立った投手陣の中でも特に目を引いたのが、岩嵜翔投手でした。五回からマウンドに上がり、1アウトから栗原陵矢選手に二塁打を浴びたもののそれ以外の打者はしっかり抑えて1回1安打無失点と好投しました。

一昨年に右肘の再手術を行い、昨年は一軍復帰を果たしましたが、思うような投球ができずに苦悩の日々を送りました。オフのトレーニングでは、かつてホークスの守護神を務めて現在トレーナーに転身した馬原孝浩氏を師事して自身の体について学び、フォーム固めに取り組みました。「僕がどのようにしたいか話をして、馬原さんからアドバイスをもらいました」。この日の登板では「もっとブルペンと同じように投げたかった」と力んでしまったことを悔しがりましたが、今季の復活を予感させる力強いストレートと鋭いフォークボールを投げ込んでいました。

また、完全復活を誓う東浜巨投手も2回無失点。「セットポジションが良くなかったけど、それを除けばよかったと思う」。先発ローテ入りを勝ちとる覚悟をにじませ、「問題なく腕は振れている。球速もまだ出る」と話していました。

そしてルーキーの津森宥紀投手が紅組6番手で登板。いきなり松田宣浩選手と対戦し、直球2球で簡単に追い込んだところから3球目のスライダーを中前へライナーではじき返されてしまいました。それでも続くバレンティン選手はオール直球勝負で中飛に仕留め、続く明石健志選手を三ゴロ併殺打に打ち取って1回無失点。上々の実戦初登板を終えました。

しかし、津森投手は「良かった点はなかった」と厳しめ。「松田さんの場面は中途半端なコースだった。外すならば、しっかり外さないといけない。プロとアマの違いも感じました」と反省しきりでした。それでもこの日は味方相手の対戦。「内角には投げなかった。次は対外試合。投げっぷりを発揮したい」と再アピールを誓っていました。

晴 11℃ 9,000人

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