2020/06/07 (日)
選手

【戦評】古谷投手が154キロ!松田選手2点打

6月6日(土)ホークス2-6タイガース 甲子園

最速154キロで1回無失点。2番手で登板した古谷優人投手が甲子園のマウンドで力投した。最初に対戦した糸井選手を151キロ直球でレフトフライに打ち取るなど簡単に2アウトを取り、迎えた3人目の打者の初球から2球連続で「154」を表示させた。

その後4球目をヒットにされたが、2死一塁から4番のボーア選手を153キロのストレートで見逃し三振に仕留めてみせた。「バランス良く投げる事ができました。高めに抜けるボールがなかったのが良かったと思う。このままいい状態で開幕に向けてアピールしていきたい」と確かな自信を深めた登板になった。

3番手の津森宥紀投手、4番手の嘉弥真新也投手は1回を打者3人でぴしゃり。5番手の岩嵜翔投手と6番手モイネロ投手は失点したものの、ストレートに力があり調整は順調に進んでいる。

先発した東浜巨投手も3回8安打4失点という結果はともかく、ストレートが150キロをマーク。「ストレートに関しては力強さが出てきたと思います」と収穫を得た。「ただ、バッターのコンタクトしやすいゾーンにボールが集まってしまった。変化球の精度や、ランナーを置いてからのセットポジションでの投球など、反省点はありますが、次回以降の登板に生かしていきたいと思います」と打たれたことも含めて、自身初の開幕投手へのステップアップ材料とするつもりだ。

打線は初回に松田宣浩選手が2点適時打を放った。2日(火)のバファローズ戦(京セラドーム)で頭部にデッドボールを受けた影響で2試合に欠場し、5日(金)に復帰してから初安打が打点付きとなり「最初のチャンスでランナーを返せて良かったです。体の状態も問題ない」と話していた。

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