2020/06/18 (木)
選手

【いざ開幕!】工藤監督「開幕からぶっちぎりで」

工藤公康監督が開幕前日の6月18日(木)、報道陣の代表者の質問に応じる形で意気込みなどを語りました。


――開幕戦が明日に迫りました。今の心境は?
「僕らだけではなく、ファンの皆さんも楽しみにされていたと思います。多くの方の努力でここまで来られたことに感謝をしたいです。素晴らしいプレーをファンの皆さんに届けたい」


――前日練習の訓示では「やるしかない。頑張ろうな」と短いメッセージでした。
「伝えることはこれまで伝えてきた。明日からは待ったなし。無観客ですが、多くのファンがこの開幕を待ち望んでくれています。僕らがその思いをしっかり受け止めてやらないと。その意味でやるしかない。その思いも込めて伝えました」


――開幕延期となった3カ月、どんな期間でしたか?
「苦しい3カ月だった。我々というより、この影響で多くの方がお亡くなりになり、苦しみました。野球界の延期はやむなしでした。ただ、たくさんの方の努力があって開幕を迎えられます。あとは、1日も早くコロナが収束をして、皆さんと球場で喜びを分かち合えるのが一番です。明日の開幕、そして今シーズンは、ファンの皆さんに捧げると共に、思いを一つにして戦いたい」


――若手選手の台頭もあります。まずは栗原選手。
「キャンプが始まるとき、そしてオープン戦などでも結果を出してほしい、それで判断すると言い続けてきました。その中で結果を出した人がここに残りました。成長著しい栗原君も明日メンバーに入ると思うし、結果を示した人が明日グラウンドに立ちます」


――柳町選手も、松田宣選手以来の新人野手の開幕一軍です。
「そこも同じ。結果を残したし、最後まで残ることができたのも彼の力です」


――上林選手も好調です。
「悔しい思いをしてやってきたことが結果につながったと思います。努力は報われるんだとシーズンに入ってからも証明してほしいと思うし、チームのためにも頑張ってほしい」


――ベテランでは長谷川選手が元気です。
「彼も足のことで悩んだ時期があったが、今年は足の状態が良く、明るい長谷川君が見られている。心技体で充実していると思う。厳しいシーズンになるが、120試合元気な姿でいてほしい」


――今シーズンは無観客でのスタートになります。
「寂しい部分ではありますが、テレビなどを通して応援してくださるファンがいる。一日も早く一緒に球場でこの勝利を一緒に味わいたいですが、まずは思いを一つに戦うことが大事。我々はホークスらしい野球を見せて、秋に一緒に笑えるように元気な姿を届けていきたい」


――開幕カードは去年苦しめられたマリーンズです。
「苦しめられたのは間違いない。でもやられたら、やり返す。その気持ちがプロ野球選手として大事です。去年の逆の結果になるように、1球目から集中して、3連勝できるように戦っていきたい」


――開幕投手は東浜投手です。
「彼も昨年の手術から努力して、開幕投手を勝ちとった。話もしてきましたが、自分を常に磨こうとする姿がありました。それを見て開幕投手に指名をしました。みんなの思いを背負って投げて、そして勝ってほしい」


――前例のないシーズンです。監督として大切なことは?
「基本的に足りないところばかりなので『何が』はないです。でも、チームが同じ思いをもって、一つになって戦っていくのが大事。僕らは選手が思い切ってグラウンドで戦えるように、良い準備をさせてあげるように、シーズンも怠ることなくやっていきたい」


――今季への思いを
「4年連続日本一がかかっているが、2年連続でリーグ優勝を逃しています。選手も我々スタッフも分かっています。開幕でスタートダッシュをして、ぶっちぎりで勝つくらいの戦いをしていかないと、と思っています。ファンの皆さんの思いもしっかり背負って、秋には一緒に笑顔で終われるように。1年間色々あると思いますが、熱い応援をよろしくお願いします」

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