ホークスは大阪遠征を5勝1敗と4つ勝ち越して、福岡に帰ってきました。バファローズ戦との6試合は、週前半は打線が爆発して快勝し、週末の戦いは僅差を制してチーム力と結束力の高さで勝利をつかみ取りました。
18日(土)の試合では驚きのシーンがありました。両チーム無得点で迎えた六回、柳田悠岐選手が均衡を破る先制本塁打を放ちました。高々と打ち上げたこの打球がなんと、京セラドームの天井に直撃。球場特別ルールによる認定ホームランとなったのです。
推定飛距離は150m。しかし、実際はどれほど飛んでいたのか、実測不可能の規格外な一発でした。柳田選手は好調をずっとキープしており、現在の成績が打率.352、9本塁打、20打点。今週のファイターズ戦での活躍にも大いに期待をしたいところです。
投手陣も石川柊太投手や二保旭投手の好投で先発投手陣が安定したところに、高橋礼投手→モイネロ投手→森唯斗投手の必勝リレーも機能しており、チーム好調を支えています。17日(金)の試合では6年目の笠谷俊介投手が待望のプロ初勝利を挙げました。工藤公康監督は常日頃から「投げているボールは十分一軍で通用するレベルの強い球」と高く評価しており、マウンドに送り続けていました。その期待に応えた左腕。自信を胸にさらなる好投を続けていくことでしょう。
さらに板東湧梧投手が14日(火)にプロ初登板を果たし、16日(木)にもマウンドに上がって3回2/3を被安打4、奪三振5で無失点と好投しました。背番号50の2年目右腕。ホークスの戦力にまた新たな若鷹が加わりました。