2021/02/19 (金)
選手

和田投手、30代ラスト登板の紅白戦で好投

2月19日(金)キャンプ第5クール2日目

この日の「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」は暖かさが戻り、晴天にも恵まれて今キャンプ2度目の紅白戦が行われました。

ここまで若手野手陣のスイングの鋭さが目立っている中で、柳町達選手、周東佑京選手、佐藤直樹選手がマルチ安打を記録しました。

一方で、実績十分の投打のベテランも存在感を示しました。白組で先発した和田毅投手は球威も切れも申し分なく、2回2安打無失点の好結果でした。この日の最速は141キロ。「去年の今頃は140キロなんて出ていなかった。肩に不安がないし、去年一年間の中で多少間が空くこともあったけどローテーションで投げることが出来たことが今につながっていると思います」と好調の要因を自己分析しました。21日に40歳の誕生日を迎える和田投手。これが30代ラストマウンドとなり、「暖かい中で投げられてよかった。良い40代を迎えられそうです」と笑っていました。

打つ方では長谷川勇也選手が2打席連続タイムリーなど4打数3安打3打点とさすがの打撃力を発揮しました。「自分の打つべきボールに対して、集中して反応する。それが出来たのがよかった」。特に手ごたえを感じたのがこの日最速155キロをマークした杉山一樹投手から放ったライト前ヒットでした。「クイックが早くて1.1秒を切っていた。そしてボールも速かったけど、反応勝負の中で上手く反応が出来た」。今後、練習と実戦を重ねていく中でスイングに変化が生まれ、打球にも角度がついていくといいます。「自分の技術を磨いて、作り上げていく。そうすれば、試合に出た時に結果が出るのは当たり前」。長谷川選手らしい言葉で、今キャンプの充実ぶりを物語っていました。

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