4月13日(火)、ニック・マルティネス投手の入団会見がPayPayドーム内のプレスカンファレンスルームから、オンライン方式で行われました。
マルティネス投手はアメリカ出身の30歳右腕。メジャーリーグでは通算88試合に登板して17勝をマーク。2018年から3年間は北海道日本ハムファイターズでプレーをして、来日初年度はすべて先発で25試合に登板して3完投を含む10勝11敗、防御率3.51の成績を残しています。NPBでの通算は42試合登板で通算12勝18敗1セーブ1ホールド、防御率3.86でした。
マルティネス投手は3月28日に来日。その後入国者の待機期間を経てのチーム合流となりました。「でも、日本に来て一からというわけにはいかないから、アメリカでしっかり練習はしてきました。打撃投手もしたし、5イニングほど投げるだけの投球練習もしました」とできる限りの準備を行ってきたことを明かし、「昨年まで4年連続日本一のチームに入ることが出来て嬉しい。先発として1年間ローテを守り、1アウトでも多くとりたい。それが出来ていればチームに貢献できている証でもある。5年連続日本一の力になりたい」と意気込みを口にしました。
また、この日はPayPayドームの試合前練習に顔を出して、チームメイトと顔を合わせました。「昨年までは対戦相手だった。こうやってチームメイトとして会うのは最初なので、初めましてと挨拶をしました」。なかでも松田宣浩選手とは親しい様子。「(ホークスに在籍したこともある)日本ハムの鶴岡選手が松田選手と仲良しなので、前にも一緒に話をしたことがあった。『マルちゃん』って大きな声で呼んでくれて、僕のニックネームをみんなに伝えてくれて嬉しかった」と笑顔を浮かべていました。
また、ファンに向けて「今までもこの福岡で投げる時はスゴイお客さんの数と熱気だなと思っていました。それを味方に投げることが出来るのが楽しみです」とメッセージを送りました。