現在パ・リーグの首位に立つホークス。同じく首位に並ぶイーグルスとの2連戦となります。
イーグルスとの対戦は1勝2分。4月9日(金)~11日(日)にビジターで戦った3試合はホークスが得意とする粘り強い野球が見られました。特に10日(土)の試合は一時7点リードを逆転される悪いムードから中村晃選手が同点適時打を放ち、8対8の引き分けに持ち込みました。
中村晃選手は18日(日)のライオンズ戦(メットライフ)でも九回表に起死回生の同点2ラン本塁打を放つなど、勝負強さを発揮しています。なかなか調子が上がらずに苦しむこともありましたが、選手会長として常に明るくチームを引っ張るリーダーのバットからは快音が戻りつつあります。
また、11日の対戦は2-0で勝利し、田浦文丸投手がプロ初勝利を挙げました。主力と若手が刺激し合いながらも一丸となって、今回の2連戦でもホークスらしい野球を展開していくこと間違いなしです。
20日(火)の初戦は北九州市民球場で行われます。昨シーズンは地方主催開催がなく、2019年7月17日以来2年ぶりの北九州開催となります。
工藤公康監督も試合前の練習では「久しぶりの開催なので、ファンの皆さんに良い試合を見せたい。喜んでもらえるためにも勝てる試合をするのが大事です」と気合十分。そして、やや狭い球場ということで「投手が意識をすることがあるけど、意識過剰にならないで、キャッチャーのミットを見て自分の投球をするのが大事と思う。意識しすぎるとフォアボールから失点につながることもある。打たれた球が全部ホームランになるわけじゃない。いつもどおり低めに投げるのは大事になるが、大胆に行くところは大胆にいっていい」と勝負のポイントについて語りました。