2021/12/30(木)選手
ホークスJr.誇れるベスト4!粘りで劇的ドラマ
12月30日(水)、「NPB 12球団ジュニアトーナメント2021 KONAMI CUP」の大会最終日。福岡ソフトバンクホークスJr.は6年ぶりに決勝トーナメントに進出し、準決勝で中日ドラゴンズJr.と対戦しました。 (延長タイブレーク8回) 序盤は苦しかった。相手強力打線に得点を重ねられ、ホークスJr.打線も3回までは1人の走者も出すことが出来なかった。 「子どもたちがよく頑張ってくれました。いつも通り最後まであきらめずに戦ったし、相手は本塁打攻勢で来るけど、うちは繋いで打者2人で1点取るんだと選手たちには話していました。その通りの野球をしてくれたと思います。子どもたちはこの3カ月で僕の想像を超える成長をしました。一番はメンタル面。気持ちが成長したと思います」 「同点に追いついたけど、その後の延長のピンチでしっかり声かけが出来なかった。反省だし悔しいです。7回の場面は緊張したけど、打てて良かった。このチームは皆でいつも話し合ってコミュニケーションをとってきた。チームワークが良かった。レベルの高い中でやって、みんなで成長できたと思います」 「ホームランは繋ぐ気持ちでヒットを打ちにいった結果です。7回の場面も緊張はしなかった。後ろにつなぐ。それだけでした。将来はプロ野球選手になって、この神宮球場でまた1試合2本塁打を打ちたい。そしてメジャーリーガーにもなりたい。この大会を通して、楽しかったし、自分の実力も分かった。自信もつきました」
試合は大激戦。3点ビハインドの七回裏に猛攻で同点に追いつく劇的な展開となりました。惜しくも延長タイブレークの8回で敗れたホークスJr.でしたが、誇れるベスト4という素晴らしい結果を残しました。
1
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5
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8
R
中日
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0
1
0
2
1
4
11
福岡
ソフトバンク0
0
0
1
0
3
3
0
7
戦評
しかし、若き鷹ナインたちは下を向かない。強い気持ちを持って立ち向かっていった6回裏の攻撃から、劇的な展開が待っていた。
1-6で迎えたこの回、2番・島尻琳正選手がこの試合2発目となる3ランを放って2点差に詰め寄った。しかし、7回表に失点。万事休すと思われたが、やはりホークスJr.ナインたちは最後まで粘り強かった。
2死走者なしから代打・河野咲郎選手が出塁。続く1番・岡田良太選手がヒットを放って2死一、二塁とした。ここで絶好調の島尻選手が右中間へエンタイトルツーベースを放って1点を返した。なおも走者を2人置いて、中島齊志キャプテンが執念の同点2点タイムリーをライトへ弾き返した。
だが、延長タイブレークとなった八回表、ドラゴンズJr.の小久保選手に満塁本塁打を浴びて、これが決勝点となった。コメント
帆足和幸監督
中島キャプテン(7回に同点打)
島尻選手(3試合連続本塁打は大会新)
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