1点を争う好ゲームは、九回表に逆転の決勝2ランを浴びてしまい悔しい逆転負けとなりました。
それでも藤本博史監督は「先制点を取られた中で、野手は(打線の)つながりを見せてくれた」と前を向きました。
2点ビハインドの二回裏、1アウト二、三塁から7番・柳町達選手が同点の2点タイムリー。
さらに2アウト三塁で9番・甲斐拓也選手がこの時点で逆転となるタイムリーをセンターへ弾き返しました。
甲斐選手の「北九州男」は今年も健在。北九州市民球場ではこの日を含め通算25打数11安打、打率.440、4本塁打、12打点としました。
その後ひっくり返されましたが、五回裏には3番・中村晃選手のタイムリーで追いつきました。そして4対4で迎えた八回裏には、6番・上林誠知選手がこの時点で勝ち越しとなる適時二塁打を放つと、北九州市民球場の満員のスタンドから大きな拍手が沸き起こりました。
上林選手は4月に入り17打数8安打、打率.471と絶好調モードで、今季得点圏成績も6打数4安打と勝負強さを発揮しています。藤本監督も「だいぶ積極的になって、良い時の状態に戻ってきた」と頷いていました。