
ヒーローインタビュー

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【8月2日(金) ホークス8×-7ライオンズ ヤフオクドーム】 「自分が打った嬉しさより、勝ってホッとしたという気持ちですよ」
疲れた表情の中にも、満面の笑顔を見せた内川聖一選手。今季最長となる5時間16分の激闘に終止符を打ったのは、延長12回裏の内川選手のサヨナラヒットでした。
1死一塁。相手の変則右腕の松下投手に「(ボールを)つかまえるのに、だいぶ数を放らせてしまった」とやや苦戦。しかし、フルカウントまで粘ったことで一塁ランナーだった松田宣浩選手がスタートを切り、内川選手のレフト左への長打で一気にホームインしました。
大きな、大きな1勝です。大阪遠征を2連勝で締めての移動試合。体力的にはハードでしたが、2回裏にホークス打線が一挙猛攻を仕掛けます。江川智晃選手の同点タイムリーに始まり、ラヘア選手、中村晃選手もチャンスで続いて、さらに長谷川勇也選手も2点打を運び5点を挙げました。
5回表にまさかの逆転を許しましたが、直後に長谷川勇也選手が「今年一番」という会心の11号2ランを放ち再び逆転。しかし、8回表に千賀滉大投手が制球を乱して7対7に。まさに一進一退のゲームでした。
「反省すべき点もあったと思う。だけど、その人たちが救われる形でゲームを終えることも重要だった」(内川選手)
延長戦ではリリーフ投手も奮投。五十嵐亮太投手が2回無失点。柳瀬明宏投手も回をまたいで力投で、今季3勝目をマークしました。
これでチームは3連勝。この執念の勝利で勢いはますます加速しそうです。
2013年8月3日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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