


9月6日(金)、「8月度日本生命月間MVP」の受賞者が発表され、パ・リーグ野手部門で内川聖一選手が選出されました。ホークス移籍後、パ・リーグでは2011年4月度以来2度目(セ・リーグで1度あり)の受賞となります。
内川選手は主に3番打者としてチームの全25試合に出場し、長打率(.610)、塁打(61)、二塁打(11)がリーグトップ、打率(.350)、安打(35)がリーグ3位の好成績を残しました。2日のライオンズ戦(ヤフオクドーム)ではホークス移籍後初のサヨナラ打を放つなど勝負強さを発揮。その後も6試合で先制打、1試合で勝ち越し打を放ち、チームの3位浮上に大きく貢献しました。
7月中旬から約1か月間は骨折で指名打者の出場が続きました。それでも、内川選手に「休む」という選択肢はありませんでした。「野球がやりたくても、試合に出たくても、出来ない時期がありましたから。自分が出られると思ったら、怪我なんて関係なんですよ」と内川選手。サヨナラ打の日は5時間を超えるロングゲーム。「打ってホッとしたというより、チームが勝ってホッとしました」。勝つことにこだわり続ける背番号1。シーズン終盤の勝負所で、さらなる頼もしい力を発揮してくれるはずです。
2013年9月7日掲載
田尻 耕太郎(ホークスオフィシャルメディア)
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